アンジュルム平山遊季さんが、難病「ベーチェット病」にかかっていると公表されました。
そこで、「ベーチェット病ってどんな病気?」ということや、「他にベーチェット病にかかった有名人はいるの?」ということを調査してみました!
ベーチェット病とはどんな病気?
ベーチェット病は、ベーチェット病は自己免疫疾患の一つで、全身に炎症を起こす病気です。指定難病に認定され、現代医学でも完全な治癒は難しいとされています。
自己免疫疾患は若い世代に多いです。20代から40代の働き盛りの世代では、仕事や生活のストレスが免疫システムのバランスを崩す要因となる可能性があります。
どんな症状が出るの?
特に多い症状は以下の通りです。
・口 口内炎が繰り返しできる
・陰部 外陰部に口内炎に似たできものができて、痛みを伴う
・皮膚 体にニキビのようなものや、赤い湿疹ができる
・目 ぶどう膜炎という目の炎症により、目の霞みや視力低下、目の痛みが生じる
普通の口内炎とは違ってものすごく痛いのが特徴だそうです!
特に、口内炎の症状が最も多く、平山遊季さんも、口内炎が頻繁に起こっていたことを公式ブログで明かしていました。
私口内炎体質 (?)なんですよ、
あんまり話したことないかもなんですが
メンバーに言うと また?!笑 って帰ってくるくらい
よくなってて、、ビタミン錠剤とか
色々気を使ってても体質なんですかねえ、、
でも今治ってきてて!!
大好きな酸っぱいものが食べれて
幸せです
引用元:アンジュルムオフィシャルブログ
ベーチェット病は、自己免疫疾患の一つです。
通常の免疫システムは外敵から体を守る防御機構として働きますが、ベーチェット病では自分の血管を外的と誤って攻撃してしまうために、このような症状が起きます。
ベーチェット病の原因は?
はっきりとした原因は解明されていませんが、遺伝による「発症しやすい体質」があり、そこに環境要因が重なることで発症につながるのではないかと言われています。
不規則な生活習慣や過度な疲労は、発症リスクを高める可能性があります。以下のような生活習慣は注意が必要です。
- 不規則な睡眠パターン
- 過度な飲酒や喫煙
- 栄養バランスの偏り
- 過労やストレスの蓄積
- 口腔内衛生の不良
このような生活習慣を改善することが予防につながりますね!
どんな治療をするの?完治はする?
主に薬での治療です。ステロイドを使って症状を抑える治療が多いです。
皮膚症状には外用薬、目の症状には点眼といった具合に、症状が出ている箇所によって治療の仕方が違います。
ベーチェット病では、薬の治療が長期になることが多いため、定期的な検査を必要とします。
ただ、残念ながら完治は難しい病気です。症状を抑えて、次の発作を起こさないことが治療の目標になります。
ベーチェット病を公表した芸能人・有名人5名!
平山遊季さんのように、ベーチェット病にかかった芸能人や有名人を調べてみました。
EXILE MATSUこと松本利夫さん
小学生のころから口内炎を繰り返していたそうです。30歳になったある日、左目が見えなくなっていました。
免疫力の高い30歳ごろが、一番症状が強い時期だったそうです。
元プロ野球選手 巨人 柴田章吾さん
15歳の時に診断されました。
当時からプロ野球選手を目指していましたが、医師から運動禁止を言い渡されて苦労したそうです。
小説家 郡司ななえさん
高3の春に診断され、27歳の時に失明したそうです。
盲導犬と生活するようになり、そのときの体験を小説にして大ヒットしています。
歌舞伎役者 初代松本白鸚さん
ベーチェット病が進行したことで思うように動けなくなったこともあったようです。71歳のときベーチェット病が悪化したことによる心不全で亡くなりました。
声優 真山亜子さん
32歳のときに診断されました。治療のために飲んでいたステロイドを自己判断でやめてしまい、炎症が悪化した結果腸に穴が開いてしまったそうです。
まとめ
今回は、ベーチェット病の症状や原因、病気を公表した有名人についてまとめました。重症化すると恐ろしいということも感じていただけたかと思います。
遺伝的要因はどうすることもできませんか、生活習慣に気を配り予防することはできます。自分たちにできる予防を心がけていきましょう!
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