西田敏行さんの訃報で悲しみに暮れている方も多いと思います。西田敏行さんのことを振り返る中で、生い立ちをまとめてみました。
西田敏行さんが養子に出された成り行き
西田敏行さんは実母に養子に出されて別の家庭で育てられていたのは事実です。養父母には愛情深く育ててもらったようで、絆は深く、西田さんは、感謝の気持ちを持ち続けています。
養子に出されたのはどういった経緯があったのか見ていきましょう。
実父と実母の出会い
西田敏行さんの実父「今井泉さん」は、貯金局に勤めていました。
今井さんは、生涯において４回結婚しています。過去の結婚相手とは死別しています。
最初の結婚相手
１９歳のころ駆け落ちの末に結婚
６人の子供を授かる
７人目の出産のとき母子共にに亡くなる
２度再婚
2人とも病死
その後、今井さんが福島県に転勤になった際に、実母「紀惠さん」と出会いました。
当時今井さん５２歳、紀惠さん２１歳でした。３１歳という年の差がありました。今井さん４回目の結婚となります。
そして二人の間には西田敏行さんが誕生します。
実父の他界からの変化
西田敏行さんが３歳のころ、実父の今井さんが病気で亡くなります。５７歳でした。
紀惠さんは実家へ戻り、美容師として生計を立てようと考えました。
そのころにある男性と出会い、再婚を考えます。紀惠さんの美容室の電気工事を担当した男性でした。
その男性にも息子がいました。当時は跡取りの考え方が根強かったために、紀惠さんは息子を連れたまま再婚できるのだろうか、と悩んだそうです。
紀惠さんは、実姉「美代さん」に相談したところ、美代さんが養子で引き取るということになりました。
美代さんは、生後７ヵ月の長女を伝染病で亡くしており、養子として育てると進んで申し出たそうです。
こうして西田敏行さんは５歳のとき、叔母にあたる美代さんに養子として育てられることになりました。
まとめ
・実父をなくして、実母再婚のときに養子として引き取られた。
・跡取りの考えが根強かったためにやむを得なかった。
・養父母は愛情深く育てていた。
以上のことが分かりました。西田敏行さん自身も愛情深く温かい方だというのが、視聴者にも伝わってきますよね。
きっと養父母に大切に育てられたのだと思います。このたびはご冥福をお祈り申し上げます。
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